オンラインショップ > すぐき
「すぐき」のお話
深みのある味わいと、独特の酸味が特徴の京つけもの「なり田」のすぐきです。
京都なり田では、300年前から変わることのない正統な製法ですぐきを作り続けて来ました。
全過程を熟練した職人が手作業で行うことで生まれる
真の美味しいすぐきを是非ご賞味ください。
「醗酵」のお話
カブの仲間である「スグキナ」を塩のみで漬け込み、乳酸醗酵させたお漬物です。
すぐきには植物性乳酸菌の「ラブレ菌」が多く含まれています。
「すぐき」の醗酵の力によって、「ラブレ菌」が増え、
その強い生命力で胃液も腸液さえもくぐり抜けることができます。
「ラブレ菌」って何?
「ラブレ菌」は、酸や塩分に強く、生物にとって過酷な環境下において
生存可能な非常に強い植物性乳酸菌の一種です。
生きたまま腸に到達し、腸内に留まり大量の乳酸を作り出します。
「ラブレ菌」は、強い生命力を持つため、生きたまま腸内に到達し
悪玉菌の増殖を抑え、腸内環境を整えたり、免疫力を強化する働きがあります。
ラブレ菌について詳しくはこちら
すぐきの「生」と「真空」の違い
”時候慣れすぐき”は、気温の上昇とともに、自然醗酵のしっかりとした酸味と塩味が特徴です。
なり田では、「生」すぐきと「真空」すぐきの2種類をお楽しみいただけます。
ここで、一つ知ってほしいことは、夏に樽出しの生すぐきを販売しているお店は非常に少ないということです。なり田では、日々すぐきの状態を確認し、徹底した管理のもと、樽出し「生すぐき」をお届けしています。
樽の中で熟成させている分、乳酸菌の「ラブレ菌」も豊富。
「生」のすぐきであれば乳酸菌が活動しているので、冷蔵庫の中でも醗酵は進みます。
「生」すぐきは、みなさまに安全でおいしく召し上がっていただく目安として、賞味期限は8日としております。
「真空」のすぐきは、熱処理をして保存期間を長くしたものを指します。
熱によって乳酸菌が弱まってしまい、真空パック後は乳酸醗酵が進みません。
しかし、「生」すぐきと違い賞味期限は31日と長くなります。しっかりと乳酸醗酵した”時候慣れすぐき”を「真空」にしているので、「ラブレ菌」の働きに違いはありません。
日々醗酵し続けていく深い酸味を味わいたいという方には「生」すぐきを、同じ酸味をずっと食べ続けたいという方は「真空」すぐきを、おすすめしております。
|
生すぐき |
真空すぐき |
賞味期限 |
8日 |
31日 |
醗酵 |
醗酵し続ける |
醗酵は進まない |