こんにちは。御すぐき處・京都なり田です。
みなさま、お漬物はどれくらいの頻度で召し上がっていますか?
ごはんとセットのイメージがあるお漬物。食生活が多様化し米の消費が減っていく中では、漬物を食べる頻度が少なくなっているご家庭もあることと思います。
お漬物から遠ざかっている方にもぜひ召し上がっていただきたい!
今回はなり田のニューウェイブ、お漬物から進化した商品をご紹介します。
「すぐき漬」の新しいかたち
「すぐき漬」は千枚漬・しば漬と並ぶ京都三大漬物のひとつ。京都の伝統野菜・すぐき菜を塩だけで乳酸発酵させたお漬物です。
一口食べると口の中に広がる酸味は、一度ハマると病みつきに。あわせて白ごはんも食べたくなってしまいます。
今回ご紹介するのはそんな「すぐき漬」を大胆にアレンジした、なり田オリジナル商品です。
すぐきドレッシング
醤油・ゴマ油をベースとしたドレッシングに、刻んだすぐき漬をあわせました。
すぐきの酸味をほんのりと感じられるさっぱりとした仕上がりです。
サラダ等の野菜にあわせるのはもちろん、冷しゃぶやカルパッチョなどにあわせても美味しくいただけます。少し肌寒くなってきた季節には蒸し野菜にかけるのもおすすめです。 直営店のみで販売中。オンラインショップでのお取り寄せも可能です。
添加物不使用のすぐきパン
漬物を生地に練りこんだパンが2022年6月に登場しました。
自家培養の天然酵母やよつばバター・平飼い卵など、こだわりの原材料で作られたパン生地に刻んだすぐき漬を練りこみました。
パンを作るのに必要な「酵母」。市販のパンの多くは大量生産に向いているイースト菌という単一酵母が使用されています。しかし、なり田のパンに使われているのは自家培養の天然酵母。「人参」「長いも」「りんご」「お米」の4種類を独自の配合で混ぜ合わせた天然酵母は製造をお願いしているパン屋さんオリジナル。味への追及が感じられます。
現在販売しているのは「すぐきブレッド」「すぐきブール」「チーズonすぐき」の3種類。自宅でより美味しくお召し上がりいただくコツは温めること。
レンジで少し温めると、もちもちの食感。トースターで温めるとカリっと食感。
温めることで出来立ての風味が味わえます。すぐきのほのかな香りも感じられます。
お取り寄せは現在承っておりません。直営店の店頭でのみ不定期に販売中です。購入を検討されている方は事前に店舗へお問い合わせください。(2022年8月時点)
最新作!すぐきのオリーブオイル漬
試行錯誤の末に、2022年7月に発売を開始した最新の商品が、こちら。すぐきのオリーブオイル漬です。
さいころ状に刻んだすぐき漬のかぶら部分とプロセスチーズを香辛料とともにエキストラバージンオリーブオイルで漬け込みました。すぐきの酸味とチーズの旨味が凝縮されています。
前述のすぐきブレッドをスライスして一緒に召し上がるのもいいですね!ワインのお供にいかがでしょうか。
海老やイカ等の魚介とあわせたパスタもおすすめです。
お取り寄せは現在承っておりません。直営店の店頭でのみ販売中です。(2022年8月時点)
番外編:数量限定 お茶漬けの素
京都の漬物といえば、しば漬も忘れてはなりません。
さて、しば漬にはどんな野菜が使われているか、ご存じですか?
一般的には胡瓜や茄子が思い浮かぶと思います。
なり田には茄子(賀茂茄子)・胡瓜・南瓜・茗荷・生姜の5種類の野菜を使ったしば漬「賀茂志ば」があります。
ここで紹介するのは、賀茂志ばを使ったお茶漬の素「賀茂しばお茶漬」。
フリーズドライにしたしば漬に昆布やあられを加えました。
温かなごはんにお茶漬の素をふりかけると、しば漬の爽やかな香りがふんわり立ち上ります。召し上がる時は、緑茶やほうじ茶をかけてお召し上がりください。
肌寒くなってくるこれからの季節におすすめです。
直営店のみで販売中。オンラインショップでのお取り寄せも可能です。(2022年8月時点)
おわりに
いかがでしたでしょうか。
現時点では店頭でしか手に入らないものもありますが、興味を持っていただけたらぜひこれからの秋の行楽シーズンにでも足を運んでいただけら幸いです。
お漬物は普段食べないよ、という方には「食べてみようかな」というきっかけに。お漬物を日頃からお召し上がりになる方には、さらに食の楽しみの幅を拡げていただけますように。