こんにちは。御すぐき處・京都なり田です。 9月は重陽の節句や、敬老の日など健康長寿に関連するイベントごとが重なります。 いつまでも若々しく健康的に歳を重ねていきたいもの。 発酵食品が身体に与えるパワーを知って、身体の調子を体内から整えていきましょう!

発酵って腐るのとどう違うの?

ご家庭の冷蔵庫に発酵食品はどれくらいあるでしょうか? パン・ヨーグルト・納豆・味噌・醤油・漬物・・・発酵食品は私たちに身近な存在です。
では、発酵とはなんなのか?
発酵とは微生物(細菌・カビ・酵母等)の働きによって食物が人間にとって有益に変化することをいいます。

発酵のパワー

 

  • ●食材の持つ栄養価を高める
  • ●保存性を高める
  • ●腸内環境を整える

一方、人間にとって害となる働きをする微生物もいます。すると食物は腐敗していきます。 発酵も腐敗も関わってくるのは微生物。

人体にとって良い働きをすれば「発酵」。悪い働きをすれば「腐敗」となるのです。

発酵食品が身体にいい理由

近年ますます、発酵食品のパワーが脚光を浴びていますね。
なぜ、身体に良いのか?ポイントは腸です。
腸は免疫を作るという役割を持っています。
発酵食品に多く含まれている菌は腸内環境を整えて免疫力を高める効果があります。 また、食品は発酵させることで栄養価が大幅にアップします。 微生物によって食材のデンプンやたんぱく質等の栄養素が分解されることもメリットのひとつ。栄養をスムーズに取り込むことができます。

加齢とともに腸内細菌は変化する!?

人間の腸に存在している菌はおよそ100兆個。大きく分けると善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類が存在しています。悪玉菌と善玉菌はいつも腸内で勢力バランスを争っています。そして、優勢なほうに味方するのが日和見菌です。
一般的に歳をとるにつれて善玉菌が減り、悪玉菌が増えてくるといわれています。

悪玉菌が増えるとどうなる?

悪玉菌

悪玉菌は身体にとって悪い影響を及ぼす菌。悪玉菌が増えると便やガスを排出するための腸のぜん動運動がにぶくなって、便秘になりやすくなります。 便秘が続くと、肌の乾燥やにきび、吹き出物など肌トラブルにもつながってきます。 また、がん、糖尿病、うつ、アレルギーといったさまざまな病気が、腸内環境の悪化と関連があることもわかってきています。

善玉菌のチカラ

善玉菌

善玉菌は多種多様。代表的なものでは乳酸菌があげられます。 すぐき漬から発見されたラブレ菌も乳酸菌のひとつ。

腸内で善玉菌が優勢に働くことで期待される効果には、以下のようなものがあります。

  • ●整腸作用
  • ●免疫力アップ
  • ●老化防止
  • ●中性脂肪・コレステロール抑制
  • ●虫歯菌・歯周病菌の抑制
  • ●アレルギー疾患の改善
  • ●生活習慣病の予防・改善

善玉菌を増やそう

善玉菌を増やす方法は主に2つ。
1つ目は、もともと腸内に存在する善玉菌を増やす方法。
オリゴ糖や食物繊維豊富な食材を取ることが効果的だそうです。野菜や果物、豆類に含まれるそれらは、もともと存在する善玉菌の栄養となります。

2つ目は、食品から善玉菌を摂る方法。
漬物や納豆、ヨーグルト等の乳酸菌を含む発酵食品を摂ることで、体内に善玉菌をとりこめます。
ただし、これらの菌は腸内に住み着くことはないといわれています。
毎日食べ続けることが腸内環境を整える秘訣です。

健康効果を高める方法

発酵食品の健康効果を期待する為には、毎日こつこつ食べることが大事。
取り入れた菌が腸内で活動できるのは、3~4日といわれています。

また、複数の発酵食品を組み合わせるのもおすすめ。

善玉菌にも種類はいろいろあり、働きも異なります。

複数の菌を一緒に摂ることによって健康効果は高まります。

ただし、欲張って1日でいっぱい食べようとすると塩分の摂りすぎになってしまう場合があります。「適量を毎日こつこつと」を心がけましょう。

乳酸菌を含む食べ物は?

【ヨーグルト】

ヨーグルト

ヨーグルトは乳酸菌を多く含む代表格です。手軽に買えてすぐ摂取できる点も嬉しいですね
ヨーグルトの醗酵には、乳酸菌が用いられます。ヨーグルトの爽やかな酸味は、乳酸菌が糖を分解して作った
「乳酸」によるもの。ヨーグルトには、1gあたり1,000万個の乳酸菌が含まれているんです!
摂取量が少なくても、多くの乳酸菌を取り入れることができます。

【チーズ】

チーズ

チーズは大きく「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2種類に分けられます。
チーズで乳酸菌を摂取するなら、モッツァレラチーズやカマンベールチーズなどのナチュラルチーズがおすすめ。
ナチュラルチーズは、加熱処理されていないため、生きた乳酸菌が含まれています。
一方、プロセスチーズはナチュラルチーズを溶かし、添加物を加えて再び成形したもの。
そのため、乳酸菌は加熱処理によって死んでしまっています。


【キムチ】  

キムチ

白菜などの野菜を乳酸醗酵させたもの。乳酸菌や食物繊維が豊富なため、より高い整腸作用が期待できます。
免疫力を高めて、唐辛子の働きによる発汗作用もあります。代謝UP効果も期待できますね!


【ぬか漬】

ぬか漬

米ぬかに塩と水を適量まぜて、乳酸菌醗酵させて作ったもの。
ぬか床にはたくさんの乳酸菌が含まれており、アレルギー症状の軽減、免疫力の向上、便秘解消、
肌荒れの改善などの多くの効果があります。
ぬか床の乳酸菌の目安量は、1gあたり1億個。なんとヨーグルトの10倍!
さらに、米ぬかに含まれるたんぱく質やミネラルは、乳酸菌や酵母菌が醗酵するのに絶好の場所。
米ぬかの栄養と微生物が生み出したビタミン類が、きゅうりや大根などに移ることで、生野菜よりも
栄養価が高くなるのもぬか漬の魅力ですね!

【しば漬】

乳酸醗酵させた昔ながらのしば漬の材料は、いたってシンプル!茄子・赤しそ・塩の3点のみです。
茄子や赤しそに付着している乳酸菌や空気中の乳酸菌の力を借りて、じっくりと自然醗酵させます。
この製法は、古来から守り伝えられた醗酵製法。
充分な醗酵熟成期間と、適切な酸度・塩分があれば、旨味や鮮やかな色合いも生まれます。
先人たちのそうした手間暇を惜しまず伝えられてきた製法です。

腸に良いおすすめ食材

きのこ

きのこ

きのこにはビタミンDや食物繊維が豊富に含まれています。 ビタミンDには骨を丈夫にする働きの他、免疫力アップの効果も最近注目されるようになりました。一時は品薄になったほどです。 食物繊維は腸内の善玉菌のエサになるので、腸内環境改善が図れます。

すぐき

すぐき

京都の三大漬物のひとつ「すぐき漬」。
安土桃山時代の頃からあるといわれるすぐき漬ですが、注目を浴びるようになったきっかけは「ラブレ菌」です。

(財)ルイ・パストゥール医学研究センターの故岸田綱太郎医学博士が京都の男性の寿命が全国2位であることに着目して漬物を調べた結果、1993年にすぐき漬から発見されました。
乳酸菌は動物性乳酸菌と植物性乳酸菌の2つに分かれますが、ラブレ菌は植物性乳酸菌。生きて腸に届き、腸内環境を整えます。
また、ラブレ菌は腸内のビフィズス菌の割合を増やす作用があることもわかっています。 すぐきの持つ「ラブレ菌」についてはこちらの記事もご覧ください。

おわりに

いかがでしたでしょうか。 健康の要は腸にあり!善玉菌優勢の腸であれば、多岐にわたる健康効果が期待できます。 ご自身はもちろん、ご家族が健康的に歳を重ねていけるように食生活に発酵食品をとりいれてみませんか?

京都なり田ではご高齢の方にもおすすめできるお漬物を多数ご用意しております。
看板食品である「すぐき漬」はもちろん、きのこを使ったお漬物、乳酸発酵したしば漬など免疫を司る腸にいい食材を、 ご家族やお世話になった方への贈ってみてはいかがでしょうか。

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